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院長ごあいさつ・学会発表ほか

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新型コロナウイルスの対応について
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2023年5月8日から、感染状況やワクチンの普及、経済活動などの観点から、新型コロナウイルスは5類感染症に分類されることになりました。

しかし、慢性腎不全の患者様、特に透析治療においては感染および増悪のリスクが高まることが懸念されます。

そのため、ご来院時および送迎車内でのマスク着用、入室時の手指アルコール消毒、体温測定を引き続きお願いいたします。また、ご自宅で発熱などの症状がある場合は、必ずご来院前のお電話をお願いいたします。感染検査や来院時間の変更、感染防御シェルター利用などの対策をご案内いたします。

皆様のご理解とご協力をいただけますよう、お願い申し上げます。
患者様とスタッフの安全を第一に考え、感染拡大の予防に最善の努力を払ってまいります。

院長メッセージ
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2024.10.29

健診で腎臓病を早期発見。専門医と一緒に対策を

成人のおよそ5人に1人が慢性腎臓病(CKD)と診断される時代になりました。特に、尿に蛋白が出ている場合は注意が必要です。慢性腎臓病とは、3か月以上続く蛋白尿または腎機能低下です。

■蛋白尿または腎機能低下が続くとどうなる?
尿に蛋白が出続けると、腎臓の機能が次第に低下していくことが考えられます。腎機能が持続的に低下すると、腎不全に至り、命に関わるため、透析などの代替療法が必要になることもあります。

■早期発見のために健診を
腎臓病の早期発見には、検尿を含む定期的な健康診断が非常に重要です。健診により、腎臓病の初期段階や腎機能の軽度の障害を見つけることができ、進行を防ぐ対策を講じることが可能です。
病院に通院中の場合でも、尿や腎機能を定期的に診てもらっていない場合は健診が必要です。

■健康診断で蛋白尿が出ている、または、腎機能に異常があったら?
健康診断で尿に蛋白が出ている、または腎機能に※印がついていた場合は、放置せずに専門の腎臓内科を受診することが非常に重要です。腎臓内科では、腎臓に問題があるか、その原因を詳しく調べ、早期に治療方針を決定することで、腎機能の悪化を防ぐことができます。

専門医による適切な診断と治療が、腎臓の健康を守り、さらなる進行を防ぐための鍵となります。少しでも気になることがあれば、早めに腎臓内科外来での受診をおすすめします。

2024.2.17

健康な生活を送ることを目指しましょう

今年は年始から地震や航空機事故など、災害が相次ぎました。
皆様、災害時の備えはお済ませでしょうか? 災害用避難セットとカリウム吸着薬のご準備をお勧めします。また、伝言ダイヤルの使い方や脱出ルートの確認もお忘れなくお願いします。

さて、バレンタインデーも過ぎ、春がやってきましたね。
健康な身体作りのためには、タンパク質とエネルギーを重視した食事が欠かせません。ドライを下げたくない方とBMIが21以下の方は、是非ご相談ください。医師・看護師・管理栄養士と共に、食事の変更や補助食の利用、運動の開始など、新しい取り組みを始めてみませんか。

合併症予防のためには、尿毒素を効果的に除去することが重要です。ただし、透析療法は自然の腎臓とは異なり、完全に尿毒素を除去することは難しく、栄養を奪われやすい場合があります。そのため、透析療法の調整と同時に、食事の調整も行い、健康な生活を送ることを目指しましょう。

2023.7.3

eGFR推移グラフで患者さんの健康を見守ります

当クリニックでは、慢性腎臓病の外来患者様に対して、eGFR(推定糸球体濾過率)の推移を示したグラフを活用した診療を行っています。eGFRは、腎臓の機能を評価する指標であり、患者さんの腎機能の変化を把握するために重要な情報となります。

▼当院で外来患者様に提供しているeGFR推移グラフの例(クリックで拡大できます)


私たちは、患者さんの健康状態を継続的にモニタリングし、eGFRの推移をグラフとして視覚化することで、的確な治療プランを立案するお手伝いをしています。グラフを通じて、腎臓の機能の低下や病状の進行を早期に捉えることができます。
このeGFR推移グラフは、患者さんご自身やご家族の方々にとっても、腎臓の健康状態を理解するための貴重な情報となります。また、治療の効果を評価する際にも有用であり、治療の適応や調整に役立てることができます。

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社会医療法人社団 順江会
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